老人ホームでの「介護」というと、介護職人がクローズアップされがちですが、田崎氏は、管理栄養士として「食の支援」をしている中で、利用者からもらった温かい気持ちを感じ取り、心が触れ合った瞬間をエピソードとして投稿してくれました。田崎管理栄養士の関わりは、職員としての一方向的な支援ではなく、相互のふれあいを大切にされています。利用者が長年人生を重ねてこれたこと、そうした人生経験から滲み出る柔らかいまなざしに、ご自身も「心の栄養」を受け取っていることがよく伝わってきます。また、利用者からもらった「心の栄養」を老人ホームの入所者だけではなく、地域の方たちにも届けていきたいという思いが感じられ、応募したくなりました。
これからも、食の支援を通じて、利用者に元気を提供するとともに、ご自身も元気に生き生きと活躍していってほしいと思います。